Home > 石西礁湖自然再生 > これまでの協議会(資料等) 第22回協議会(2018)

第22回 石西礁湖自然再生協議会を開催しました

平成30年2月18日(日)に、八重山合同庁舎大会議室において、「第22回 石西礁湖自然再生協議会」を開催しました。 協議会には、委員、傍聴を含め55名の方が出席しました。

石西礁湖自然再生協議会の状況

はじめに土屋委員長より、赤土対策としてサトウキビの株出栽培の普及活動を進めてこられた干川委員が日本サンゴ礁学会から「サンゴ礁保全活動奨励賞」の表彰を受けたことが紹介されました。 また受賞された干川委員より活動内容などが紹介されました。

土屋会長の挨拶
干川委員の活動紹介


<途中参加委員の承認>
次に、石西礁湖サンゴ礁基金の鷲尾委員より青木さんとアグロフォレストリー石垣、西海区水産研究所の鈴木委員より八重山漁業協同組合サンゴ種苗生産部会が紹介され、新たな協議会メンバーとして活動に参加していくことが承認されました。

今回の協議会では、6件の話題提供と3件の議題がありました。


<話題提供>

1.2017 年の石西礁湖の状況について
まず環境省より、2017年の石西礁湖の現状について、サンゴ群集モニタリング調査結果の報告がありました。 大規模白化によるサンゴ群集の被度の低下は2016年12月で底打ちしたと考えられることなどが報告されました。

塚本自然保護官(環境省石垣自然保護官事務所)


2.近年の石西礁湖周辺の海水温変動の特徴(沖縄気象台)
沖縄気象台の林委員より、2016年と2017年の水温について報告がありました。 2017年は夏から秋にかけて水温が高く、台風による撹乱効果も一時的であったことなどが紹介されました。


林委員(沖縄気象台)


3.沖縄県におけるオニヒトデ対策の取組報告(沖縄県自然保護課)
沖縄県自然保護課の津波委員より、沖縄県が進めるオニヒトデ対策について報告がありました。 オニヒトデ大量発生の予察方法などについて紹介がありました。

津波員(沖縄県自然保護課)


4.サンゴの白化現象に対応する健全度モニタリング調査とは:適応と回復の条件
静岡大学の鈴木委員より、サンゴの健全度モニタリング調査などについての提案がありました。 高水温時のストレス応答について、最先端の研究内容が紹介されました。

鈴木委員(静岡大学)


5.「持続的島づくり」から見た陸域対策や観光開発の課題について
東工大学の灘岡委員より、持続的島づくりに向けた体制づくりについての提案がありました。 回復力の低下は陸域負荷の増加によるもので、石垣島の産業構造を踏まえた島全体のリサイクルシステムの構築が必要であるといった報告がされました。

灘岡委員(東工大学)


6.八重山でのサンゴ環境学習
話題提供の最後として、エコツアーふくみみの大堀委員より八重山でのサンゴ環境学習について紹介がありました。 これまで行われてきた体験型のサンゴ学習方法の紹介や、今後に向けた等の課題点が報告されました。

大堀委員(エコツアーふくみみ)


<議題>

1.自然再生事業10 年間の評価・検証について
議題の一番目として、事務局より、自然再生事業の短期目標の評価・検証のために開催された分科会の報告、そして、各委員から提出された自己評価シートの内容及び分科会で出された意見を基に整理した、10年間の達成できた点及び今後に向けた課題点を報告しました。


2.平成30 年度以降の自然再生事業の進め方について
続いて事務局より、来年度以降の協議会の進め方として、自然再生事業を進める行動計画をとりまとめること、部会とWGの体制を見直すことについて提案を行いました。 この議題では参加委員からたくさんの意見が出されました。保全対象を絞る案、新たな体制海域・陸域対策部会と学術WGを一緒にする案、陸域負荷などの個別のWGをつくる案、行政や地域のトップに協議会に参画してもらう案、運営上の予算獲得にかかる案などの意見が出されました。 来年度は、事務局からの提案に基づいて、具体的に議論していくことになりました。

意見交換の様子(嶋倉委員)


3.普及啓発冊子について
議題の最後に、事務局が作業を進めている普及啓発冊子案の紹介がありました。 10年間の協議会の活動を広く一般に向けて紹介するもので、今年度中に作成される予定です。

普及啓発冊子案の表紙


<その他>

事務局より、生活・利用に関する検討部会、オニヒトデ対策小グループ、石西礁湖サンゴ礁基金の活動が報告されました。
また、鹿島建設とエコツアーりんぱなから、コーラルネットを使った活動の報告がありました。

山木委員(鹿島建設)と内藤委員(エコツアーりんぱな)


最後に吉田会長代理から、これからの私たちの行動が20年後、50年後の子孫にサンゴ礁を残せるかどうかを左右するのでがんばっていこうという挨拶があり、閉会しました。

吉田会長代理の挨拶




第22回 石西礁湖自然再生協議会

議事概要

開催後資料 第22回石西礁湖自然再生協議会議事概要

配布資料

第22回協議会議事次第
資料1 新規委員の紹介
資料2 2017年の石西礁湖の現状について
資料3 近年の石西礁湖周辺の海水温変動の特徴
資料4 サンゴの白化現象に対応する健全度モニタリング調査とは
資料5 八重山でのサンゴ環境学習
資料6-1 10年間の評価・検証について
資料6-2 自己評価シート一覧
資料6-3 自己評価シートの補足資料
資料6-4 分科会補足資料6カ年間の島内小学校へのサンゴ礁学習活動で見えてきた課題と提案
資料7 平成30年度以降の自然再生事業の進め方
資料8 石西礁湖の自然再生に向けて冊子案
資料9-1 生活・利用に関する検討部会からの報告
資料9-2 海域対策WGからの報告
資料9-3 サンゴ礁基金の活動について
資料10 地域が主体となるサンゴ群集の再生
参考資料1 第21回石西礁湖自然再生協議会議事概要
参考資料2 石西礁湖自然再生協議会協議会規約
参考資料3 干川委員のサンゴ礁学会保全活動奨励賞受賞スピーチ資料「株出栽培による赤土流出削減活動」
開催後資料 灘岡委員報告資料_「持続的島づくり」から見た陸域対策や観光開発の課題について

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