第11回協議会(2009) |
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第11回 石西礁湖自然再生協議会を開催しました平成21年6月26日(金)に、石垣市大浜公民館にて、「第11回 石西礁湖自然再生協議会」を開催しました。今回の協議会には、計45個人・団体の委員、事務局、ゲストとしてJICAの研修生が出席し、土屋誠会長の進行のもと活発な議論が展開されました(写真1)。
まず、委員の活動報告ということで、環境省より「(1)環境省石西礁湖自然再生事業について」ということで、平成20年度の事業についての報告と、平成21年度の計画について発表がありました。次に、竹富町企画財政課より「(2)生活・利用に関する検討部会の現状報告」として、部会の進捗状況と、航路に関する必要性や環境への配慮事項等について住民説明を行っていることの報告がありました。さらに、「(3)委員による自然再生に関連する活動報告」として、八重山サンゴ礁保全協議会の会長である吉田氏より“リユース食器の貸し出し”について、エコツアーふくみみの大堀氏より“海辺の環境教育フォーラム”について、資金メカニズムグループの惠座長より“前田氏へのファイティングフラッグ”について、環境省佐藤氏より“土壌保全の日”についての紹介がありました(写真2)。
次に、今後の協議会の進め方について、全体構想の内容を振り返りながら、現状での課題を整理するとともに、今後展開すべき取組・進め方についての議論がなされました(写真3)。そして、八重山に住む協議会委員が主体となった委員会のようなものを立ち上げ、活動の実行性を高めていくことが、提案されました。また農家や海人が持続的に生活していけるシステムの構築が不可欠であることが意見として挙げられました。
次に、協議会の発足や全体構想についての確認と今後の協議会の進め方について、事務局の環境省より発表があり、それを踏まえて、「陸域対策」、「普及啓発」、「資金メカニズム」の3グループに分かれて、グループディスカッションが行われました(写真4)。
グループディスカッション後には、意見交換として、各グループの結果について座長及び代表者より報告がありました(写真5)。
陸域対策グループでは、「石西礁湖自然再生行動指針【陸域対策】(案)」が提出された。この指針をもってグループとしては一区切りついたと考えているが、陸域対策Gは各々がテーマの実行に向けた取組へと移行していくことが確認されました。 普及啓発グループでは、具体的なプロジェクトとして、以下の6つが提案されました。プロジェクト名は仮称で、今後、プロジェクトの詳細やリーダー選出、グルーピングについてメーリングリストやワークショップ等により具体化していくこととなりました。
資金メカニズムGからは、運営委員会及び監査員について発議があり、これらが承認されました。また、ホームページ案の紹介や、これまでの活動についての報告があり、今後は基金の口座開設に向けて活動を進めていくことになりました。 <運営委員9名(五十音順)>
<監査員2名(五十音順)>
第11回 石西礁湖自然再生協議会配布資料
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