第4回 石西礁湖自然再生協議会が開催されました
平成19年3月1日に「第4回 石西礁湖自然再生協議会」が石垣市で開催されました。
今回の協議会では、地域の方々や関係団体、専門家、行政機関など計46個人・団体の委員が出席し、土屋誠会長(琉球大学理学部長)の進行のもと、「石西礁湖自然再生全体構想(案)」について検討が行われました。
協議会の前半では、「石西礁湖自然再生全体構想(案)」のうち、前回の協議会以降、委員からの指摘を受けて修正等した点について説明があった他、平成19年2月18日に開催された「第5回石西礁湖自然再生全体構想作成作業グループ」で議論された結果について報告が行われました。
 写真1:協議会の様子
協議会の後半では、全体構想の中でも重要な部分である、「石西礁湖自然再生において展開すべき取り組み」について検討を行うため、5つの班に分かれて、グループディスカッションが行われました。
グループディスカッションでは、「サンゴ礁生態系の保全・再生における課題」、課題を引き起こしている「主な原因」、その原因を取り除くための「原因に応じた取り組み」について、各委員による意見交換が行われました。また、そうした様々な取り組みを誰が行うのか(役割分担)についても、各委員により再度検討が行われました。
 写真2:グループディスカッション 写真3:取り組みの流れを検討中
なお、大盛武・竹富町長からは、「竹富町では、離島間を結ぶ開発保全航路について検討をしているところであり、「利用」の観点からの部会設置を検討して欲しい。」旨の説明がありました。
 写真4:大盛町長から委員へ向けてのスピーチ
このあと、運営事務局から次回協議会を5月の連休明けを目処に開催する予定であることや、石西礁湖自然再生メーリングリストの開設等についての説明があり、閉会しました。
今後は、全体構想(案)に対する各委員からの意見を取りまとめるとともに、石西礁湖自然再生全体構想作成作業グループでの検討を進め、次回協議会では「石西礁湖自然再生全体構想」の完成を目指すこととしています。
第4回 石西礁湖自然再生協議会
配布資料
|