第14回協議会(2011) |
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第14回 石西礁湖自然再生協議会を開催しました平成23年1月28(金)に、沖縄県八重山合同庁舎にて、「第14回石西礁湖自然再生協議会」を開催しました。協議会には、事務局のほか個人委員16名、法人委員:12団体(13名)、行政委員:13機関(17名)、傍聴・報道:8名のみなさんの出席がありました。 (写真1)
会議中の飲み物はマイカップ制となっていますが、カップを忘れた方のために、今回も八重山サンゴ礁保全協議会が貸し出しを行っているリユースカップが提供されました。 協議会では、議事に入る前に協議会委員の(株)シー・テクニコ(リゾート・アイランド・カヤマ)に所属する前田博さんからヨットによる世界一周航海の報告がありました。約2年間の航海中に撮影したマダガスカル島、ガラパゴス諸島、タヒチ諸島などのスライド写真を使い、訪問先で目にした世界の自然やごみ対策などについて写真を交えながら報告がありました。 (写真2)
議事では、生活・利用に関する検討部会から竹富南航路における安全確保のためのルール検討状況の報告があったほか、協議会の体制やロゴマーク等についてについて、アンケート結果を踏まえた議論が行われ、今後協議会を地域主導のより実働的な組織に改変していくことが合意されました。ロゴマークについては、部会を中心に検討を継続していくこととしました。また、ロゴマークについては、現在のニュースレター等に使用されているマークをそのまま使用する案と、よりサンゴ礁保全をイメージした案に変える案、新しいマークを公募する案などが出され、今後検討していくこととなりました。 (写真3)
また、石西礁湖サンゴ礁基金から、報告があり、暫定予算については協議会の承認を得ることができました。その他、基金集めのためのプロモーション活動などについて報告があり、今後も観光関連事業者等へアプローチしていくとのことでした。
また、協議会委員の石垣市観光協会から、平成23年3月5日から一週間を「石垣島サンゴウィーク」として設定し、サンゴ礁の保全・普及等を目的に、様々なエコイベントやビーチクリーニングなどの活動を行う予定であることが発表されました。 さらに、協議会の会長である琉球大学の土屋教授から、環境省の生物多様性センターが実施しているモニタリングサイト1,000の調査の解析結果として、石西礁湖におけるサンゴ礁被度の変遷について発表されました。委員から変遷に関する情報提供を得ながら、今後、サンゴの種類や地形等を踏まえた解析を行っていきたいとの話がありました。
第14回 石西礁湖自然再生協議会配布資料
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