「私たちにとって海とは何だろう」そんな問いかけで始まった第2回「サンゴ礁の保全と再生を考えるワークショップ」（平成17年1月29日開催）。出てきたのは「仕事の場」、「生活の場」、「遊びの場」、「生き物とふれあう場」、「安らぎの場」、「自慢の場」などなど。参加した皆さんからは海への熱い思いが伝わってきました。その後、そんな大切な海とどうやってつきあっていったらいいのか、テーブル囲んでお茶を飲みながらワイワイと議論をしました。

　この中で、本当にたくさんの「つきあい方」が出てきました。「こどもを海に連れて行く」、「洗剤を使わない」、「油を流さない」、「生活を変えてCO²を減らす」、「ゴミを捨てない」、「ゴミを拾う」、「サンゴに優しいアンカリング」などなど。既に実践されている方も多く参加されていましたが、これからやっていきた行動や、何らかの支援等が必要な行動もありました。

　今般、これらの行動を広げていくために、住民の役割、行政の役割、そして連携や支援のあり方などについて話しあう場として3回目のワークショップを開催させて頂きます。きれいな海と共に生きていくための方法を、テーブルを囲んでみんなで楽しくワイワイとやりたいと思いますのでお気軽にご参加ください。1・2回目に参加されていない方も大歓迎です。

　今回が今年度の最後のワークショップになります。ワークショップで導き出された内容については、調査を進めながら作成中の「海が元気になるための診断書（石西礁湖地区自然再生推進マスタープラン）」に盛り込み、地域の皆様と一緒に豊かなサンゴ礁の海を残していきたいと考えています。

「みんなで海について語ろう。〜サンゴ礁保全ワークショップ〜」