石西礁湖の自然再生は、計画の策定段階から地域に皆さん、ボランティア、NPO、専門家、地方公共団体、環境省など国の機関などサンゴ礁の海にかかわりを持つ多様な主体の参加と協力で実施していきます。そのため、調査結果を広く知っていただくための説明会、マスタープラン作りに提案をいただく意見交換会、サンゴ礁の現状を広く知ってもらうためのシンポジウムや講演会を開催していきます。

 サンゴ礁保全シンポジウム

 石垣市で開催された日本サンゴ礁学会にあわせ、環境省、沖縄県及び日本サンゴ礁学会の共催で、サンゴ礁の役割や現状を伝えることにより、広くサンゴ礁生態系の保全に対する関心を高めるとともに、自然再生への参加を呼びかける目的で「サンゴ礁保全公開シンポジウム」を開催しました。

日 時 平成15年11月16日(日)13:30〜16:30
内 容 基調講演「サンゴを守ろう」 椎名誠(作家)
パネルディスカッション
「サンゴ礁と地域の関わり−昔、今、そして未来−」
コーディネーター
土屋 誠(琉球大学理学部教授)
阿武靖士(座間味村コーラルダイバーズ)
比嘉義視(恩納村漁協指導員)
仲田森浩(八重山漁協理事)
玉井恭一(西海区水産研究所石垣支所長)
白保小学校児童(こどもパークレンジャー)
岡野隆宏(環境省)

サンゴ礁保全シンポジウム報告書(PDF 4MB)


 説明会・意見交換会

 地域住民に自然再生について知ってもらい、関心をもっていただけるよう、「あなたが未来に残したい海はどんな海ですか?」と題した説明会と意見交換会を以下のとおり開催しました。説明会では、土屋誠教授による基調講演の後、本調査でこれまでにわかったこと、これからやっていきたいことを説明しました。意見交換会では地域住民から昔の八重山の海の話を聞かせていただき、どのような海に再生していくか、そのために何をすべきなのかなどについて意見交換を行いました。


日 時 平成15年3月21日(日) 14:00〜17:30
意見交換会の概要
昔の海の状況 :タカセ貝やギーラがいっぱいとれた、どこでも泳げた、など
再生のイメージ :サンゴが減らない海、おいしい海、魚湧く海、ジュゴンが遊ぶ、など
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